一気に世の中が変わった日なんてない
働いていて、いろんな人が「もう既に働き方は変わっていると」いう人がいる。
堀江さんなんか、「遊びが仕事になる」と言っていて、仕事と遊びの境界線なんて考えない人だと思う。
ついでにいうと、イケハヤさんなんかも、好きを仕事にって感じの人だし、まだまだ自分と同じ働き方をできる人はたくさんいると論じている。
ただ、普通に働いている限りでは、そんなこと実感できる人の方が少ないと思う。
基本的に定時に出社して、遅くまで残業するのが習わしだと思う。それが世の常だと信じている人の方が多いはずだ。だれも、オフィスに来なくなる未来なんか信じてないし、ペーパーレスは口先だけの会社の方が多いと思う。
そういう環境で働いている限り、多分永遠にイケハヤさんとか、堀江さんが言っている未来を感じることはないんだろうなと。
なんで未来が変わること、働き方が変わることを信じることができないか
少し考えてみたけど、世の中で世界が一変することってそうそうない。
ベルリンの壁、9.11、3.11、第二次世界大戦、イラク戦争、ジャスミン革命、AIでもなんでもいいけど、世の中が少しでも変わるとき、一気に変わったことって実は一度もないんじゃないかなと。
世の中にはその予兆はあったと思う。いまなら、siriや、サジェストなんて結構未来的だけど、じわりじわりと僕たちの人生を変えていて、少しずつ便利にしている。
一気に変革させたらサービスから離れる人の方が多いだろうし、それが普通なんだろうけど、逆を言えばそのせいで、世の中の変革に気づかない人が多いんじゃないのかなと。
世の中で話題になる事件だってそうだ。人が人を殺すとき、いきなり殺意なんか湧かない。じわりじわりと憎しみが重なって、人に煽られて、どうでもよくなって行動にうつことの方が多い。と思う。
話は色々とっちらかったけど、僕が言いたいことは、世の中は変わっているけど、気づかないうちに大きく変わるから、自分が信じている働き方、仕事なんてすぐに実現できるよって話。そして、人だって今日明日で変わることなんかないか、ゆっくり頑張ろう