勝ち続ける意志力 を今更読んだ話
ちきりんさんが勧めていた本で、
を読んだ。
ちきりん氏との対談や感想を見ると、梅原氏の徹底した姿勢に共感を受けているのだとわかる。
僕自身も彼の行き方はすごいと思う。
勝ち逃げはしないし、一回ポッキリの勝てる方法があっても使わない。
自分の勝ち方や戦い方が分析され始めれば、変化するし、変化することを厭わない姿勢がある。
一つ面白いと思った言葉は、10年間続けられる努力をする、という言葉である。
彼はカプコンのオフィシャル大会で3連覇を達成していた。
4連覇があるのかという、大一番で重圧の中いわゆる根性だけの努力を続けてしまったらしい。食事が喉を通らなくても、寝不足でも努力が足りないという原因を作って、根性で進んでいってしまったらしい。
その結果、大会では優勝が出来なかった。しかし、そのおかげで上記のような努力は一切しないようになり、10年続けられる程度(といっても圧倒的な努力だ)をするようになったとのこと。
僕自身が持つ感想としては、この手の本は正直そこまで目新しいことはいっていない。面白いのは、ビジネスで有名になった人と同じような内容が書かれている点だろう。
この世でトップレベルに行ける人の根本にあるものは大体同じような志で、正しい努力と変わる力やら、プレッシャー耐性やらを持っている。小手先に頼って一番になれる人がいないのはどの世界も同じなのだと実感する。
僕は昨日と変化しているのか。平日という同じ世界をぐるぐる回っているだけなんじゃないかって思うことが多い。
自分の頭でかんがえなきゃな。
以上