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教・育について|子供の習い事で教えられたこと

最近子供がサッカーを習い始めました。
自分自身が野球を10年ほどやっていて、高校野球も厳しい環境でやっていたのもあり、スポーツへの自分の考え方がおかしかったと気づいた話です。
小さいこどものスポーツへの態度がおかしかったことに気付かされた。そんな話。

はじまり

始まりは、サッカーを習い始めた子供の動きです。自分は子供が活躍して楽しく、成長して、なんか国体とか目指せる選手になってくれたら〜と勝手に思いを馳せていました。子供は友達に誘われるがまま始めただけで、別に〇〇を目指すとすら言ったことはありません…。

自分は、練習で試合形式のゲームに出てもあまり活躍しないどころか、ボールに触れず砂遊びをする子供にある種の苛立ちを覚えていました。ちなみに子供は5歳で、優しく、暴力など無縁で甘えん坊な子供です。

にも関わらず、試合やボールの取り合いに積極的に関わらない、攻撃的?ハングリーさ?を一切持ち合わせていないように見えなる子供にある種苛立ちすら覚えてしまっていました。試合に積極的に関わらないなら、休むか、やめたほうが良いのではないかと。

学び

今日も今日とて結局サッカーの試合はまともにやらず砂遊びをしてしまう子供を見て、ボールが取れない、活躍できないからと、周囲のコーチに甘えていると勝手に決めつけていた。改めていうが相手は5歳の子供です。

練習終わりにコーチから、「ちゃんと見てくれていましたか?」と声をかけられた。
コーチからは、
・サッカーはボールを持って本気で走る子供と相対する必要がある。
・それは何歳になっても怖いことである
・2回目の練習にもかかわらずボールを取ろうとする姿勢があったのはすごいこと
その姿勢を見ていたか?と問われた。

自分は表面上はうなずいて、冷静を装っていたが赤面していたと思います。
子供の気持ちや感情、状況を考えて見てはいなかったからです。

子供は、練習試合で大きな迷惑はかけておらず(周囲の大人の気を引こうとはしていたと思うが)、一人すねている様子だっただけでした。
また、彼も友達がいるから楽しいだけで、プロになりたいとも、国体に出たいとも、〇〇選手になりたいともいったことすらないのに、練習に出る態度を、私の高校時代と5歳児を比較して、積極性が足りないから苛立ちを覚える…

書いていて改めておかしさに気付きます…

活躍したほうが面白いだろうというのも親のエゴなんだとおもいます。子供は多分いつもよりちょっとボールをドリブルできて、シュートできたら満足なんだろうと。

まずは、子供が新しい環境にも関わらず一生懸命動いている姿が少しでもあったならその1分でも5分でも良いのでその動きを褒める。本当に楽しかったなら継続させて楽しくなかったなら継続するか子供と相談する。それくらいで良いのかもしれないと思いました。

 

そして、同時にどんな子供がプロのスポーツ選手になるのか、は調べておく必要があると思いました。サッカーに限らず、野球、バスケ、スノボー、スケボー、何でもよいが、度のスポーツでもプロになる子供が始めた年やどんな環境、親の支援があったか?はある知恵度情報が出ているはずです。子供の習い事が親のエゴにならないように気をつけつつ、一流はどうだっけ?ということは親が抑えておかないといけないかもと思いましたとさ。

3月のライオンでもあったけど、教えるだけなら続かない、詰まらないのが教育なんだろうなと。育つ、成長するまで責任を持つのが教育なんだろうな〜と気付かされた日曜日でした。