紙つなげ!をよんだよ
元マイクロソフトの成毛さんがオススメする、
を読んだ。
この本を知ったきっかけは、成毛さんが運営しているHONZという書評サイトや
ノンフィクションはこれを読め! 2014 - HONZが選んだ100冊
- 作者: 成毛眞編著
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/10/24
- メディア: 単行本
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上記のサイトからだ。
内容は、日本製紙の石巻工場が3.11で壊滅的な状況に追い込まれた時から始まる。
それぞれの社員がどのように行動したのか、どのような心境だったのか詳細に描かれて居る。
しかもこの本はただのルポでも、告白でもなく人の感情が表に出ている本だ。
淡々と当時の現実が描かれて居るだけじゃない。
震災が起きた時、日本製紙の石巻工場が落ちたら日本の出版が落ちると本気で考えた人がいた。そうはさせないと本気で行動した人がいた。
その人たちは、家も、友人も家族も安全な訳ではなかった。
それでも復活を夢みて行動する日本製紙の社員には感動する。
果たして今の自分は、会社が壊滅的な状況で行動できるのか、みんなを優先して、会社を優先して行動できるのか。
甚だ疑問である