下がいるから安心するのではなく、同じような境遇の人に安心する
書評や、ITについてつらつら書くことを決めたブログではあるが、あまりに職場に馴染めず、罵られ、人生とは何かと考えてしまう毎日を過ごしている時に、下記のブログを発見し、その話をせずにはいられなくなった。
自称できない社会人で、うだつのあがらない会社に勤めているEDのおじさんのブログだ。
ただの社会批判ではなく、会社批判でもない。イケダハヤトを多少ディスっても、常に自分に皮肉的な文体は僕の心を落ち着かせる。
はて、ぼくはライフハックやらシリコンバレーやら、起業やらがかっこいいと、そんなネットの記事ばかり追っていたはずなのに、気づけば彼のブログばかり読んでいる。
決して、ぼく自身の生活が嫌で、それでも下には下がいると安心したいから読んでいるのではない。もちろん上記のブロガーの社会人生活はぼくより過酷だが。。。
カラーバスという理論がある。青という色がこの街には多いと言われれば、青色の看板や車、ポスターばかりが目に入って、青色が多いということに納得してしまうというような感じの理論だ。僕が作ったわけではない。
多分、ぼくは厳しい環境でもなんとか生きている人を求めているんだ。
彼のように、ナイススティックがナイスしなくなっても、世紀末の後輩を持っても、朝起きたことを後悔しても、それでも生きている人がいると安心するのだ。社会は厳しい、お前も厳しくされて当然と言われ続ければ、同じような人が目に入るのだ。
この世にはこんなにクソな職場を楽しく語れる人がいるのかと、心底感動する。