<申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。>を読んだ。
またもや、書評。
コンサルタントを使えば、全部解決すると考える経営者も悪い。コンサルタントも、業績を伸ばす、成功すると考える指標を持ち込んだり、ビジネスモデルを元に仕事を分析、構築するのは時として間違えることが多いよ、という本。
下記の書評はわかりやすい。
1560夜『申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。』カレン・フェラン|松岡正剛の千夜千冊
コンサルタントや、研究者がモデルや、原理、原則をたくさん、高品質で考えても正しく機能しない企業は機能しない。(そもそもその時点で品質の高いものではないかもしれない。)
そもそもそれが正しいのか、正解なのか誰がわかるのか。
結局は、誰かに頼ればなんとかなると、考える経営者はやめたほうがいいし、モデルや、原理で会社を成功に導けると考えるコンサルタントも考え直すべき、なんだろう。
ともあれ、優秀な頭脳が集まるコンサルティングファームで、マニュアルを教えて、お金をもらっても問題がない、程度のコンサルティングをするのはもったいないことだよなと。ファームに入る、入っている若い人は反面教師として読んでみても面白いのでは。
以上