読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門 を読んだ
この頃、時間が少ないし仕事のための読書や勉強が多いので、時間を有効に使えていないよなってのが課題だった。会社の近くに引っ越しているので、通勤中はアプリでニュースを読むことが殆どだし、LINEとかして過ごしてしまう。
読書が好きな僕には時間の使い方や、読書そのものを見直さないといけないと考えるようになった。
んで、読んだのが佐藤優さんのこの本
読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2012/07/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2014年くらいから、電王戦やら、google、amazon、世界的なAIの春を見ていると、知識なんてクソみそで今は調べればなんでも済む時代なんだから、考えたり、効率的に動けるほうが強いと思っていた。行動力というか、実行して完遂する力こそ大事だと。
ただ、上記の信念を揺るがすくらい、佐藤さんは鋭く教養の重要性を説いてくる。
誰かが人生は選択の連続だというけど、その選択をする基準、基礎は知識によるものが大きい。例えば、起業家について全く知らない人が会社を起こすことはないだろうし、手料理を食べたことのない人は家で料理をするという選択に出会うことは少ないと思う。
佐藤さんは知識や哲学がその人の決断を作るって、考えているんじゃないかなって読めた。鳩山さんへの分析とか面白かったし。ともあれ、どんな本を、どのように読むか、速読や熟読、読書ノートのつけ方について重厚な情報がある本。
生活の中で読書無駄に感じられたり、どんな本をどう読めば1日1日が無駄にならないか考えらたい人にはかなりおすすめ。
ちなみに、堀さんのこの本はあまり面白くなかったなぁ。紹介される本も少なければ、熟読に徹することを説いているし。。。
こんな本がいいっていうので、経済、ビジネス系に加えて、小説や生物系の本を進めているのは面白かったけども。
以上