偏見とか、道徳とか思いこみってすごいよね
こんな本を読んだ。
- 作者: スティーヴン・レヴィット,スティーヴン・ダブナー,櫻井祐子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/02/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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特に感じたことは、4つあって
・相手のインセンティブを考えること
・問題を明確にして、シンプルに考えること
・道徳とか、常識とかで思考を止めないこと
・やめる勇気を持つこと
が大事だなぁと。
・子供におもらしさせないために、トイレで小便ができる度にお菓子を与えたら、1日何十回とトイレにいく子供ができたそうな。
インセンティブをうまく利用することもできるはずだよなぁと思いました。
だから、営業も相手の企業の効率化とかだけじゃなくて、自分といたら楽しいでも、この提案は上司受けするでもいいから、相手(相手の企業じゃなくて、営業相手本人)が得する提案のが大事だよなぁと。
作中に、目の悪い中国の小学生の話があった。たしか中国だった、と思う。
・中国かどっかの小学生の成績を上げるために必要なのは何か?
答えは、メガネを配ることだけで済んだらしい。後ろの方の生徒は、目が悪いけど、メガネをかけたくないし、授業は見えないしでやる気もクソもなかったのかもしれない。
・アメリカで中絶が合法化されたのと、犯罪率の低下に相関があったらしい。
望まない子供が、劣悪な環境で大人になるよりも、望まれて生まれた子が、成長する方が非行に走らない。
・本当に重要な問題に悩んだ時、やめてみる勇気を持つことが大事だとのこと。
みんなやってるとか、これができなきゃ恥ずかしいとか、思う必要はなくて。
必要なのはやめる勇気だということ。
物事を自分の偏った見方だけじゃなくて、いろんな視点から見て判断したい。
惰性で続けるのではなく、早く失敗して、改善するか、撤退するか判断しよう。
ぼくが現状やめるべきなのは、もしかしたらタバコとお酒かもしれない。