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ざっくり最近読んだ本をまとめるよ7月編

 できる男になりたくて読んだ本。

会社の中で使われる隠語や常識が少ない世界の方が、スムーズなコミュニケーションが生まれると思うけど、そうじゃないなからこの手の本を手に取るんだろうな。

 

 メンタルが強い、って結構よく聞くけど、何を持ってメンタルが強いのか。馬鹿みたいにポジティブなことと何が違うのか、メンタルを強く、前向きに変えていくにはどうしたらいいか、ヒントがたくさん載っていた。

メンタルが強い人がやめた13の習慣

メンタルが強い人がやめた13の習慣

 

 

集中力が欲しくて読んだ本。つまるところ、これまで読んできた本の焼き直しなところも多かったけど、心理学だけでなく、科学的にどういう姿勢、食事がベストなコンディションを作るか学ぶ点が多い。 

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力

 

 

大学時代に読んだ気がしていて、久しぶりに手に取った本。

相変わらず、テンポよく読めるので、サクッと読めた。

「成功者の告白」に似ており、本書から、堀江さんの経営にまつわる考え方をなんとなく知ることもできるし、あの時代にどんなことがあったのか想像を膨らませられる本。

拝金 青春経済小説

拝金 青春経済小説

 

 

 高校まで10年野球をやっていた身としては、ここまで考えて試合はできなかった。

正直、うまい選手は、偏差値はともかく試合の流れなんて曖昧なものだけでなく、どのように組み立てるか、自分の仕事は何か明確にわかっていることが多いよなと。

グラゼニ?東京ドーム編?(7) (モーニングコミックス)

グラゼニ?東京ドーム編?(7) (モーニングコミックス)

 
グラゼニ(1) (モーニングコミックス)

グラゼニ(1) (モーニングコミックス)

 

 夏は野球だねと、おお振りを選択。

これまた、体が動くだけじゃなくて、考えられる選手、監督、コーチに恵まれた野球部の物語。

正直、考えてもその通りに試合も運ぶことができないし、体も動かないから、その場その場でなんとなくやってきた自分を省みる。

おおきく振りかぶって(27) (アフタヌーンKC)

おおきく振りかぶって(27) (アフタヌーンKC)

 

 

 打って変わって、社内政治と出世と妬みの話。社会に出るとここまで露骨ではないけど、社内の政治や、パワーバランスを感じる機会は多い。主人公の、半沢を応援しつつ、腐った人たちの腐った行動に期待する自分がいる。

 

結末をいうと

 

 

ともあれ、結末がただの出世街道に舞い戻るだけってのも、またサラリーマンだなーと。

ロスジェネの逆襲

ロスジェネの逆襲

 

夢を叶えたくて読んだ本。

正直、この手の本はもう読んじゃだめだ。自分でもわかっている。

この本にも書いてあるけど、この手の本を読む暇があるなら、仕事をしたり、自分の夢に近づける何かにのめり込んでいるべきだ。行動を起こす。机上で楽して何かを達成できると思い込まない。

自分を戒めながらも、3冊全て読みきった。 

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

 

 

ファンである、濱口さんが取り上げられている雑誌を読む。

濱口さんが言っていることは、チキリンさんとの対談に凝縮されていると思う節があるので、時間がない、お金がない人はちきりんさんと、濱口さんの対談を読むだけで良いと思う。 

 

 

 

diamond.jp

 

以上。

 

他もたくさん読んだけど、今後はどんな行動をしたか、何を作ったのかを乗せていかないと。

 

人は環境で変わるってはなし-就活、転職の適正診断って?

 たまにカツマーになる私は、マルコム・グラッドウェル氏の本を突然読みたくなる。

急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫)

急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫)

 

 そんなこんなで買った本だけれど、要はchasmに似たような話であった。

爆発的に広めたい情報はどんな媒体?人?を使えばいいいのかをユーモアに溢れた文体で記載されている。ユーモアに溢れていても決してわかりやすいわけではないし、事例が多いわけでもない。多分マーケティングの本でいえば、下記2点が事例も多いし、わかりやすいと思う。

 

マーケティング戦争 全米No.1マーケターが教える、勝つための4つの戦術

マーケティング戦争 全米No.1マーケターが教える、勝つための4つの戦術

 

 

 

キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論

キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論

 

 そんな上記二点との違いと言われると、上記はchasmの越え方、越えた後のフォローまで一連の話を書いているが、本書はどのように爆発させるか、chasmを超える以前の話を書いているように思える。爆発させるがchasmを超えるかはわからん。ただこういう属性の人、媒体を使うといいよ!って情報が書いてある。

そのため、マーケティング戦争と、キャズム2を読んで補足としてこの本を読んでもいいし、読まなくてもいいと思う。書評だけでもいいかもしれないが、作り言葉が多いので、そこらへんはうまい書評を見つけた方がいい。

下記なんかはオススメだ。

急に売れ始めるにはワケがある|ビジネススキル向上のための書評ブログ

ティッピングポイントを迎えるには、コネクターという顔が広い人と、メイデンという情報好き、おしゃべり好きと、セールスという説得する人が必要らしい。

キャズム理論に置き換えると、下記の感じかなと。もちろん三者全てがティッピングポイントを超えるために必要な存在であると同時に、それぞれの属性は異なる気がする。

コネクター:イノベーターとその他との橋渡しをしてくれる?

メイデン:アーリーアダプター

セールス:アーリーマジョリティー層?

【ティッピング・ポイント】 THE TIPPING POINT
あるアイディアや流行もしくは社会的行動が、敷居を越えて一気に流れ出し、野火のように広がる劇的瞬間のこと。

 

本書の最後に、人の行動は背景に支配される、という話がある。

神学を学ぶ学生に、志を思い出させて描き起こさせるグループと違うグループを作る。さらに、その後講演を行ってもらう際に、「時間がないから急げ」とけしかけられるグループと、多少時間に余裕があるように説明されるグループに分け割れる。ここまでで4事象が存在することになる。

 

その後、講演会場までの道中に息も絶え絶えの人間がいた場合、どのグループが一番人助けをするのか?という実験があったそうな。

結果、志を思い出そうが、それを書き起こそうが関係なく、時間があるグループは60%以上助け、急かされたグループは30%程度しか助けることはしなかった。

彼らは人の為、世界の為に神学を学んでいようがその一時だけはただの人間になるのだ。

そう考えた時、我々が人格テストや、就職時の適職テスト、性格テストを行うことに意味があるのか甚だ疑問に思えてくる。

人はその瞬間に自分が置かれている状況で性格が変わるのだ。会社では偉そうなじじいも家では窓際かもしれないし、バリキャリの女性も家では猫かもしれない。

あなたの性格はどっちですか?という質問に、時と場合による、という回答が一番しっくりくるのだと改めて実感し、仕事の上での性格を改めて理解しないとあの手のテストは役に立たないことを感じた。

 

※そう考えると、社会に出たことのない学生へ受けさせる類のテストではないよなぁと。

ある医者の話

大事な人が癌になり、術後、執刀医と話をする機会に恵まれた。

 

執刀医は膵臓癌を研究しており、根絶したい、予防したい、早期発見につながる何かを見つけたい、から医者になったらしい。

 

だが、25年以上の研究の結果、科学が進歩しないことには早期発見はできないだろうし、癌が見つかる可能性が高まるのは医者ではなく機械の力が必要とのことだ。

 

執刀医は25年かけてやっとその結論にたどり着いた。

日本で1%未満の頭脳が費やした時間と、その結果を考えるとあまりにひどい結末だと、思うと当時に、彼レベルの人が何年も取り組んで1万人の医者のうち1人くらいが何かを発見できるのかなぁとぼんやり考えた。

 

巷では、日本一の頭脳が医学を志すのは受験戦争の害悪、なんて説もある。

確かに、彼が医者ではなく、医療機器などそちらの開発、研究に25年を使っていたら、また世界は違ったかもしれないが、かといって、日本一の頭脳が医者を志して何が悪いのかと思う。

膵臓という謎の臓器に、夢中になって、25年なんてあっという間に過ぎるくらい没入して、世界を変えようとして、人の命を救う手立てを考え続けているあの医師は、僕にとっては尊い存在で、どんな政党の公約にも、どっかの宗教の教祖にも勝る存在だった。

 

受験戦争のおかげで彼が医者になったのならば、それは感謝しかない。

賢く、器用な手先を持つ彼が、医学の道を選んでくれて僕は、僕の家族は命をとりとめたのだから。

身内が癌になって思うこと。医者すげーなって話

今年は色々あった。まだ、半年くらいはあるはずだけど、

すでにクライマックスくらい色々ありすぎた。

仕事は特に変化はない。が、妻を持ち、子供ができた。いとこも子供ができたし、友達にも子供が出来た。フリーターだった奴らが就職して働くようになった。

今もフリーターのやつもいれば、ブログやら動画で食べていこうと決意する友達もいる。奥さんの職場の人とも酒を飲んで、うまい飯を食った。

が、しかし大事な人が癌になるとは思わなんだ。

 

僕の大事な人は、発見されにくい膵臓癌がたまたま見つかって、たまたま早期発見で、手術に踏み切れた。たまたま、手術中に近い場所にもしこりが見つかり、広い範囲で切除できた。

膵臓は特に見つかりにくく、手術をしても手遅れの場合が多いらしい。

たまたま、行きつけの消化器内科でただの腹痛なのに、エコーやらレントゲンやら色々やってくれて、たまたまその日は影が見えた。らしい。

 

さっきから、「たまたま」とか、「らしい」とか使ってるけど、医者が適当なわけでも、僕が適当で文節を濁す習性があるわけでもない。

 

ほんとうに、この段階で見つかることが稀なのだ。

 

今回手術をして、癌は取り切ったと判断されたが、その後の病理検査で取ったしこりが癌かどうか判断され、ステージが決められる。

ステージとは簡単に言えば進行度のことで、大きく4段階で構成される。

ステージが上がればそれだけ癌が進行しているということになるが、もしステージ3以上であれば、再発のリスクが高く、5年生存率とやらが効いてくるらしい。

成長しすぎてやっぱり癌は全て取りきれませんでした、5年以内に再発しますってやつだ。

 

しかも再発した際は、リンパや血液を通って全身へ転移していることが多く

おそらく余命宣告が待っている。

 

今回、手術があり一番驚いたのは、癌の形だ。

僕はこれまで一切癌に興味がなく、癌といえば疣だろうと、思い込んでいた。

しかし、膵臓にできる癌は、スキルス性のものが多いらしい。

ひとかたまりにならず、正常組織に染み渡るように癌が広がるのだ。

だから、癌はこっからここまで、なんて判断は医者によるらしい。

 

助かったと思っても、死が一番近いところにある。大事な人は明日にはいなくなるかもしれないし、二度とその体温に触れることも、飯を食うことも、話をすることもできないかもしれない。

 

未だに実感も持てず、どうにかなるはずと高を括っている。

 

 

 

今一度、営業ってなんぞと振り返る

 

 

 

 

 

世界最高位のトップセールスマンが教える 営業でいちばん大切なこと

世界最高位のトップセールスマンが教える 営業でいちばん大切なこと

 

あと二冊くらい読む予定だけど、今の所上記の本を読んだ。

営業に求められること

営業に求めら得ることは、ものを売ることでも数字を立てることでもなく、お客様の課題を解決すること、らしい。

今の自分には見えていない世界であるが、課題やニーズを正しく理解、把握し(正直これが難しいと思う、)それを解決することが営業という職業だ。

今の自分

規制と、ルールの中で鼻くそをほじりながらでも立つ数字。親会社の意向のみを聞いていても問題はなく、そもそも僕の意見や会社のことなんかより、親はお客さんしか観ていない。楽をしようと思えばいつでもできるし、大変な思いをしようと思っても、結局はフロントに比べればなんてことはない職業人だ。

変わるなら(日々の仕事、職場環境、商材)

やるなら、無形商材で新規開拓の仕事がいいと思う。

決して、ルートや先輩の後継だけで簡単に数字を立てていてはもったいない。

どんなに自社のモノが良くても、それに甘えて仕事をこなし捌くだけでは結局は評価されないし、営業として信頼されることはない。

最後に

偉そうに語りながら、考えるに今の自分はどうなんだという話だ。

今の仕事が嫌で放り出したいから、逃げたいから辞めるのか、やりたいことがある、他の場所で揉まれながらでも評価される人間になりたいのか。

正直今のまま、社内で評価される人間になれるよう努力しても安定とやらがまっているしなんだかんだホワイトなんじゃねーかとか。うだうだ悩んで自分の貴重な時間を使うことが正しいとは思わない。

違うと思って、それを論理的に説明できれば、マイナス面だけの決断でもそれは正しいエグジットだし、その決断だけは、ポジティブなモノになるんじゃないのかなーと。

いい人生の探し方 最終話 - Chikirinの日記

そして、父になる

掲題のとおり、人生が爆速だ。

 

予想しない結婚。結婚後すぐに子供。と思ったら親が病気で入院。

突然いろいろ動き出して嫌だ。

 

自分のことがしたいのに、周りの環境が一気に変わっていって、抗えない感じ。

したいことを我慢しているつもりはない。というかしたいことの前にやらなきゃだめだ、って思い込んでいることの方が多い。

本当は自分がそんなすぐにやることなんてないのにね。

 

父になるっていっても実感がない。子供がどんな人生を歩むのか、どんな大人になるのか考える前に自分や、奥さんの人生の方が今現在は大事だ。

教育系の本を読みあさろう。

「ヤンキー経済」読んだけど

 

ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体 (幻冬舎新書)

ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体 (幻冬舎新書)

 

 結構古い本だけども、「ヤンキー経済」を読みましたよって話。

 

正直、共感でいる部分が自分にもいくつかあるが、それでも対岸の火事みたいな、

嘘だろーという感想ばかり。

このマイルドヤンキー層が世の中の消費の7割以上を占める時代が来るのなら、

もっと興味関心が湧くのだけど、仕事する上でこの層だけを狙った商品はそう簡単にでてこないのかなぁと思う。

一方で、この層にウケたいなら、コンテンツ業界が強いのかな。とも思う。

クローズとか、映画化した際は僕の周りもはまっていたし、ヤンキーだからっていうよりなんとなくかっこいい、はやりの俳優が見たい程度の興味だけど。。。

 

僕の住んでいた地域は、少し荒れていて、東京の隣の県ということもあって、結構栄えていた。それでも、その地域を離れようと思う人は少数だし、ずっとともだちの近くに住み続けることが普通、という常識を抱えた人は多いんだろうなぁと。

かといってそれが悪いわけではなくて、だれもあなたたちを抑制するわけじゃないんだから自由にやろうぜ、ってのが僕の感想でした。

 

若者って、社会人からしたら新しい常識で生きる人間で、経済力もないのになんで話題の対象になるんだろうか。毎度不思議だ。